私たちにとって古紙回収が無料で行われていることはとても有難いことです。紙は生活をしていく上でなくてはならないものの1つで、私たちの身の回りに溢れています。新聞やチラシ、書類などがもし有料での回収になったら月にいくら払うことになるか検討もつきません。回収された古紙がリサイクルされてトイレットペーパーやティッシュペーパーになり、再び私たちが利用することを考えると、この循環はとても貴重なものと言えます。
古紙回収は月に1度指定された日に集積所に廃棄する方法がメジャーで、多くの地域で活用されています。その他にも古紙類無料回収ボックスという取り組みがあり、配置されたボックスに個人で廃棄するという方法があります。こちらは決まった廃棄日が無く、24時間365日いつでも古紙を廃棄することが可能です。まだ設置箇所は少ないですが、これから増加する可能性もあります。
古紙回収を無料で出来ているのは、廃棄するときのマナーが守られているからです。例えば、合成紙やビニールコート紙、カーボン紙はリサイクルの妨げになるため古紙と一緒に廃棄してはいけないものです。マナーが守られないと回収業者の負担が増し、無料でなくなる可能性もあるので個々の注意が大切になります。